※(所属)は受賞当時。リンク先は現所属。敬称略。 | |
第1回 2006年 | 中辻知(東京大学物性研究所) 「幾何学的フラストレーションを持つ新物質の開拓」 村上修一(東京大学工学系研究科物理工学専攻) 「スピンホール効果の研究」 |
第2回 2007年 | 青木大(フランス・グルノーブル、フランス原子力庁) 「ウラン・超ウラン元素を含む重い電子系新超伝導体の発見」 妹尾仁嗣(日本原子力研究開発機構) 「有機導体における電荷秩序の理論的研究」 |
第3回 2008年 | 神原陽一(科学技術振興機構TRIP 研究員) 「鉄系高温超伝導体の発見」 古賀昌久(京都大学理学研究科) 「直交ダイマースピンおよび多軌道モット転移の理論的研究」 |
第4回 2009年 | 千葉大地(京都大学化学研究所) 「強磁性半導体の電界効果に関する研究」 桂法称(JSPS海外研究員) 「磁性強誘電体の理論的研究」 |
第5回 2010年 | 木須孝幸(大阪大学基礎工学科) 「超高分解能光電子分光法の開発」 小林未知数(東京大学総合文化研究科) 「量子乱流に関する理論的研究」 |
第6回 2011年 | 北川健太郎(東京大学物性研究所) 「NMR用超高圧セルの開発と物性研究への応用」 |
第7回 2012年 | 塚﨑敦(東京大学新領域創成科学研究科) 「高品質ZnO薄膜の作製と酸化物エレクトロニクスへの応用」 笠真生(イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校) 「トポロジーを用いた固体電子状態分類学の確立」 |
第8回 2013年 | 内田健一(東北大学金属材料研究所) 「スピンゼーベック効果の発見とスピン熱流物理の展開」 伏屋雄紀(電気通信大学情報理工学研究科) 「固体中ディラック電子系の量子輸送現象の理論的研究」 |
第9回 2014年 | 松石聡(東京工業大学元素戦略研究センター) 「機能性エレクトライド・ハイドライドの創出」 水島健(大阪大学基礎工学研究科) 「トポロジカル超流動・超伝導の理論的研究」 |
第10回 2015年 | 賀川史敬(理化学研究所創発物性科学研究センター) 「分子性固体における強相関電子系の研究」 石崎章仁(分子科学研究所協奏分子システム研究センター) 「実時間量子散逸系の理論とその光合成初期過程への展開」 |
第11回 2016年 | 前田和彦(東京工業大学工学系研究科) 「可視光水分解を実現する新たな光触媒系の開発」 |
第12回 2017年 | 須田理行(分子科学研究所) 「分子の光異性化反応を用いたモット絶縁体-超伝導体の相制御」 渡辺悠樹(東京大学工学系研究科) 「空間群を用いたバンド構造のトポロジーの研究」 |
第13回 2018年 | 水口佳一(首都大学東京理学研究科) 「層状カルコゲナイド超伝導体の開発と機構解明に関する研究」 川崎猛史(名古屋大学理学研究科) 「過冷却液体の構造とダイナミクスに関する理論的研究」 |
第14回 2019年 | 橘高俊一郎(東京大学物性研究所) 「極低温精密比熱測定による超伝導ギャップ構造の決定」 水野英如(東京大学 大学院総合文化研究科) 「ガラスの力学特性における階層構造の理論的解明」 |
第15回 2020年 | 田家慎太郎(京都大学理学研究科) 「イッテルビウム冷却原子を用いた凝縮系物理の量子シミュレーション」 那須譲治(横浜国立大学大学院工学研究院) 「Kitaev量子スピン液体の熱力学的性質とそのダイナミクスに関する理論的研究」 |
第16回 2021年 | 打田正輝(東京工業大学理学院物理学系) 「ディラック半金属薄膜における量子化伝導状態の解明」 只野央将(物質・材料研究機構 磁性・スピントロニクス材料研究拠点) 「第一原理に基づく有限温度非調和フォノン物性の研究」 |
第17回 2022年 | 安田憲司 (マサチューセッツ工科大学) 「積層制御による二次元強誘電体の創出」 野村悠祐 (慶應義塾大学) 「機械学習手法を用いた量子多体系の研究」 |
第18回 2023年 | 米田淳 (東京工業大学) 「シリコンスピン量子ビットの高忠実度化とその応用」 速水賢 (北海道大学) 「相関電子系に対する多極子表現論の構築と交差相関応答への適用」 |
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